正直に言うと、私は引っ越し業者をちゃんと使ったことがありません。5回の引っ越しは基本、ハイエースを借りて友達に手伝ってもらう自力スタイル。冷蔵庫みたいな大物は、ジモティーで売って引き取りに来てもらって、新居で買ったときにお店に運んでもらう。だから「業者っていくらするの?」を、今回ちゃんと調べました。
結論、同じ引っ越しでも方法と時期で数万円〜10万円以上変わる世界でした。
この記事でわかること
- 方法別の引っ越し費用の相場
- 業者を使わない選択肢(単身パック・個人依頼・自力・組み合わせ)
- 見積もり・時期・荷物で安くするコツ
チェックしながら進めたい人はこちら↓
まず相場感。方法別にいくらかかる?
| 方法 | 向いてる人 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 宅急便で小物だけ送る | 家具家電がほぼない | 段ボール1箱 1,000〜2,000円前後 |
| 単身パック(ヤマト・日通) | コンテナ1本に収まる荷物量 | 近距離 2万円前後〜 |
| くらしのマーケット等で大型だけ | 冷蔵庫・洗濯機だけ運びたい | 3〜4万円程度 |
| レンタカー+自力 | 近距離・手伝ってくれる人がいる | 2.5万円前後(30km圏内) |
| 引っ越し業者(単身) | 全部任せたい | 通常期 約4.6〜6万円 / 繁忙期 約5.8〜8.2万円 |
※業者の相場はSUUMOの2026年データ(単身・荷物少なめ〜多め)。距離が伸びれば上がります。
そして大事な前提が2つあります。
- 引っ越し料金に定価はない。同じ条件でも業者によって2倍以上差が出た調査もある
- 時期の影響がとにかく大きい。単身の月別データだと、最安の10月と最高の3月では倍以上ちがうことも
頼み方は「業者に全部」だけじゃない
引っ越し=大手業者に全部お任せ、と思い込んでたんですが、実は選択肢がいくつもあります。安い順にざっくり紹介します。
単身パックを使う(ヤマト・日通)
ヤマトの「わたしの引越」や日通の「単身パックS・L」など、専用のコンテナ1本ぶんで運ぶサービス。荷物が少なければこれが最安クラスで、近距離なら2万円前後から。一人暮らしの引っ越しと相性がいいです。荷造り・荷解きは自分でやる前提、補償の範囲だけ事前に確認を。
くらしのマーケット・ジモティーで個人に頼む
個人や小規模業者に直接頼めるプラットフォーム。元大手スタッフの独立組も多くて、品質は変わらないのに広告費が乗っていないぶん安いことがよくあります。口コミで選べるのも安心材料。
PRくらしのマーケットで探す
個人・小規模の引っ越し業者に口コミを見て直接依頼できる。
くらしのマーケットを見る自力(レンタカー+友人)
近距離・荷物少なめなら最安。私がずっとやってきたのがこれで、ハイエースクラスを借りて友達に手伝ってもらいます。費用はレンタカー代+ガソリン+お礼のご飯くらい。ただ冷蔵庫や洗濯機は素人が運ぶと事故りやすいので、そこだけ覚悟か、下の「組み合わせ」で。
組み合わせが実は最強
大きい荷物の搬出入だけ業者、エアコンや洗濯機の設置だけくらしのマーケットで個人に、みたいな分割。オプション料金が割高になりがちな作業だけ切り出すと、トータルが一番安くなることもあります。
大型家電は「そもそも運ばない」
これは私の一番のおすすめ。冷蔵庫や洗濯機は、ジモティーで売って引き取りに来てもらう。新居では新しいのを買って、お店の配送に設置までやってもらう。つまり大物を自分で運ぶ工程がそもそも消えます。売却でお金も入るし、階段で冷蔵庫と格闘しなくていい。
小物だけ宅急便で送る
荷物が段ボール数箱なら、ヤマトの宅急便で送るほうが安いことも。大型だけ別の方法にして、小物は全部宅急便、という分割もアリです。
見積もりで安くする(ここが本丸)
相見積もりは最低3社
引っ越し業界には、初回見積もりで実際の数倍を提示する慣習があります。1社で即決は一番もったいない。比較しただけで最初の提示の4分の1になった事例もあるくらいです。
一括見積もりサイトを使う
1回の入力で複数社にまとめて依頼できます。引越し侍なら全国290社以上と提携。電話がたくさん来るのだけ覚悟して(それだけ競争してくれている証拠でもあります)。
訪問見積もりは同じ時間帯に呼ぶ
複数社を同じ日の近い時間に呼ぶと、他社の存在を意識して初回から競争価格が出やすい。立ち会い時間の節約にもなって一石二鳥です。
「他社は◯円でした」と相場を伝える
相場を知っている客には盛れません。逆に言うと、相場を知らないと言い値になります。
即決を急かされても保留
「今日決めていただけたらこの価格で」は定番の営業トーク。全社の見積もりが出揃ってから決めても間に合います。
時期と時間で安くする
引っ越しは時期の影響がとにかく大きいので、選べるなら繁忙期は避けたいところ。
- 繁忙期を避ける — 3月中旬〜4月上旬・年末・GW・夏休みは相場の1.5〜2倍。時期を選べないなら、せめて早めに予約を
- 月末・大安を避けて平日に — 仏滅は狙い目という小ネタも
- フリー便(時間おまかせ)にする — 業者の空き時間に入れてもらう分、数千円〜1万円安くなることも
荷物を減らして安くする
引っ越し料金は結局「荷物の量×距離」なので、荷物を減らすのが根本対策です。
- 不用品は事前に売る(メルカリ・ジモティー・セカンドストリート) — 荷物が減って料金が下がり、しかもお金になる
- 大型家具は「売って新居で買い替え」も計算に入れる — 運送費のほうが高くつくことも
- 段ボールは無料調達 — スーパーや資源回収所でもらえる
- 荷造りは自分でやる — おまかせプランとの差額は数万円
まとめ:「全部業者」の前に、組み合わせを考える
調べてみて思ったのは、「業者に全部頼む or 全部自力」の二択じゃないということ。
- 小物 → 宅急便 or 自力
- 大物 → 単身パック / くらしのマーケット / 売って買い替え
- 全部任せたい → 相見積もりで業者を比較
私の結論は「一括見積もりで相場を知る → 安い方法(組み合わせ含む)を選ぶ → 時期と荷物で微調整」の3ステップ。自分の荷物量と体力と予算で組み合わせれば、単身の引っ越しは数万円台に収められます。
チェックリスト版はこちら↓
初期費用(敷金礼金・オプション)の削り方は別の記事でまとめています。セットでどうぞ↓

